残念ながら我々は

現在の日本の状況では、そう、残念ながらEveryDayCarryなど望めない。

法律は動かざる事山の如し。一般常識と言う名の固定概念の殻はさながらエイジスの盾の様相で。
我々の社会は、どうやらナイフの不要な世界に向かっている。もはやアメリカンなE.D.Cなんて望めない、残念ながら。
じゃあどうする?捨てる?ナイフを?



それでも我々は


昨今の大規模災害を引き合いに出してナイフの有用性を説こうとは思わない。それをするのは些か以上に不遜で、
悲しみに暮れる人に何の益も与えない。

それでも、それでも我々は知っている。
ナイフ一本で助かる命が有る事を。
荒廃した大地から、力強く立ち上がる支えになる事を。
ナイフが、全ての負に打ち勝つ道具である事を、我々は他の誰よりも知っている。


だから我々は

我々にはもう、日々(EveryDay)ナイフを持ち歩く(Carry)自由は無いけれど。

せめて、否、だからこそ。

意識しよう。命を守る存在が、非常用バックの中に、使われない事が誇りとばかりにひっそりと存在する事を。
喜びを創り出す術が、机の片隅でじっと見守っている事を。
苦難に立ち向かう勇気をくれる存在が、引き出しの中からそっと応援してくれている事を。

毎日(EveryDay)意識(Conscious)しよう。



それが日本の、我々のE.D.C、EveryDay Conscious、だと思う。

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